2009年 11月 22日
物申す!
 今回ははっきり言って少々物議を醸すかもしれませんが、自分なりに忌憚の無い意見を述べたいと思います。

 当ブログでも記事の多いヤマセミ撮影を地元で始めてまだ4年足らずですが、何箇所かあるポイントでは、それぞれに異なる
彼らの生態をある程度観察し、毎回ささやかながら自分なりのイメージを持って撮影に臨むように心掛けています。
勿論普段は週末撮影者の身ですので、観察と言っても情報は限られますし、元来撮影に適さない場所や、そうでなくても
撮影と言う意味では賭けに近いようなポイントが多いのもまた事実です。


 そんな中、比較的観察も撮影も容易なポイントで、最近広い河原の一角に人工の留まり木を何本も立て、撮影している光景を
目にする機会がありました。都市公園のカワセミ撮影などでそういった光景が珍しくないという話は良く聞きますが、まさかヤマセミ
相手に明らかに自生しているとは思えない枝や棒切れ?を河原の石の間に挿して固定し、撮影しようとするカメラマンが居るとは
驚きでした。

 そもそもヤマセミは人間との距離がある野鳥ですから、常識的には距離を犠牲にしてブラインド無しで観察、撮影するか、
生態を脅かさないように(この具体的な判断が難しい所ですが)場所を選んでブラインド設営し、観察、撮影することになります。

 勿論、私が数年前に出会った個体などのように例外と考えるべき事例もありますが、それでも彼らの生態を観察したり撮影する
場合には、ありのままの自然の中でありのままの姿を受け容れる、という基本的な姿勢に変わりはありません。
その意味でも、そもそも広い河原に自然の岩場や留まり木が沢山ある環境にあって、何故このような行為に及ぶのでしょうか?
 
 おそらくは写真の出来を最優先に考えた時、何としても距離を詰めて撮影したい、またそれを容易に成し遂げたい、という一部の
カメラマンの一念からだとは思いますが、今や人との距離があることで、多くの野鳥観察者やカメラマンにとって憧れの対象とも
言える野鳥に対し、このような余りにも度を越した行為を見るにつけ、趣味を同じくする身として、本当に残念に思えてなりません。

 野鳥撮影に限らずカメラマンのマナー(自分はこの言葉が好きではありませんが)の悪さを指摘する声や身勝手な行為は
今や珍しいことではありません。しかしながらこうやって自分の身近に実際に起きてしまうと、同じフィールドに足を運ぶ機会の
ある身としては、何か自分自身も後ろめたく、興醒めしてしまいます。

 本来ならそういったポイントには足を向けないことが一番なのですが、年々撮影出来る環境が減りつつある現状、簡単に割り
切れないところが我ながら辛いところです。
とは言え、やはり最終的には欲を掻かずに自分なりの撮影が出来るポイントを地道に探す、これに尽きるのかもしれません。

(後味の悪い記事で申し訳ありません。この記事は管理者の一存で削除する可能性があります。ご承知おき下さい。<(_ _)>)
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by semi_san | 2009-11-22 22:51 | その他


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