2015年 11月 02日
追体験
 最近NHKで『新・映像の世紀』が始まった。
20世紀を残された映像で辿るこの番組は、20年ほど前、1994年~1995年頃、確か11集に渡って
放映された特集番組を新たな視点で制作した続編ともいうべきものでしょうか。

歴史好きの性分としては、当時、せっせとS-VHSビデオに録画し、時々見直していました。
そういえはそのオリジナル編は1ヶ月ほど前、新たに『デジタルリマスター版』として再放映されていました。

前回は史実そのものを貴重な映像で辿るスタイル。今回はその時代の人々にスポットを当て、そこから
歴史を振り返るスタイルのようです。勿論映像もデジタル処理。
音楽は引き続き、加古 隆。確か当時、サウンドトラックCDを買ってよく聞いた記憶があります。

戦争体験を語れる世代が徐々に減っているこの時代、勿論自分も戦後世代なのだけれど、恥ずかしながら、
最近ようやく得心出来た事は、日本に限らず歴史を振り返ること、は、すなわち今の時代を知り、自らの
立ち位置を測り、そしてこれから先の時代を見据えることに他ならない、ということです。

温故知新という熟語が当てはまるのかは分かりませんが、今の日本の世相を見ると、ますますこの国の
有り様が変わり、一貫して持ち続けていた精神性が失われつつあるような気がします。

グローバル化、なんてもっともらしい言葉は、何に於いても今のところ画一化された結論付けしか導き
出していないようだし、クールジャパンなんて言うブーム?も、それを培って来たのは、それに踊っている
現代人ではなく、紛れも無く先人達ですね。

果たして我々自身は一体何を残せるのでしょうか・・・。
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by semi_san | 2015-11-02 23:08 | その他


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