<   2014年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧

2014年 06月 21日
Last Chance ?
 現在、自分が使用しているオーディオシステムについて語る時、やはりMclntosh抜きには何も
語れないのだが、今のラインナップになってから早いもので10年を超えた。
Mclntoshと言っても1995年頃、当時のプリメインアンプMA6800を購入したのが最初で、結局
セパレートアンプとして、プリ+メイン共にMclntosh(C29+MC2500S)に落ち着いたのが確か
2002年頃だったと思う。

 さて、そのシステムに、あるとは思えなかった主役交代の機会が訪れるかもしれない。
Mclntoshの上記のアンプは、トランジスタアンプとしては世代的には古く、音場や情報量と
言った現代アンプの得意とするような表現は苦手である。しかし、小編成のアンサンブルなどを
聴くと、ソロが実によく浮かび上がり、ソリストがお立ち台に上がっているような感覚を覚える。
Mclntoshらしい色の濃さは勿論だが、機器としての信頼性の高さとこのピラミッド形と言われる
音のバランスが、聴き手にも大いなる安心感を与えてくれていると思う。
b0109942_461339.jpg

 そんな、自分にとっては何を聴いても絶対的な存在であるこのアンプに、とって変わることの
出来るもの。それはトランジスタアンプではなく、かの著名なMarantz社のプリアンプ#7と
パワーアンプ#8bである。
確か、現在使用しているスピーカー、JBL C51 Appolloを秋葉原のビンテージ・オーディオ
ショップで購入する際、メンテナンス中の個体をそのアンプで鳴らしていて、CD(プレーヤーは
確かREVOX B225だった)であるにも関わらず、ヴォーカルの瑞々しさと上品な艶やかさに
唖然としたのを覚えている。

 その存在は既に地元オーディオショップの店主や諸先輩方からも聞いていて、一通りの予備
知識はあったのだが、当時でさえ中古品でしか手に入らす、音質の個体差や真空管の違いに
よる出音の違い、将来的なメンテナンスへの懸念もあり、ショップの店主からは金額も金額であり、
あまり薦められていなかった。

 しかしその後は状態の良い個体が現地(US)から届くことは稀となって、現在では中古品にも
関わらず高騰している。(プリ+パワーで野鳥撮影用の大砲1本+プロ用ボディ1台分位だろう。)
 今更、という感はあるのだが、状態の良い個体にめぐり合える機会はこれから先、皆無に近い。
トランジスタアンプとは全くの別世界であり、Mclntoshをどうするか、という問題はあるのだが、
10年ぶりにその機会に恵まれるかもしれない状況に、少々落ち着かない日々が続いている。
[PR]

by semi_san | 2014-06-21 04:11 | お気に入り♪♪
2014年 06月 18日
Sound Affects
 JAZZの魅力にとり憑かれたのは30代前半。それ以前は完全なBritishロック志向でした。

初めて行ったロックのコンサートがQueenの初来日、武道館初日の公演。確か1974年?
当時、イギリスの大御所達の来日ライブを見に行くには、タイミングも年齢も既にミスマッチで、
子供心に悔しい思いをしましたが、やがてやって来た新しい波にはどっぷり漬かることになります。

中でもこのバンドのジャケットデザインは自分にとって印象深いもの。
渋谷のシスコか新宿レコードで買った30センチ(12")シングルは今もお宝です。(笑)
でもWellerのソングライティングの才能はやはりこの頃が一番開花していたように思います。
b0109942_22104260.jpg

彼は今でもソロで活動をしていますが、今やMod Father と言われているそうです。
自分の世代から見ると、当時のムーヴメントそのものが Mod Revival だった訳で、何だか
不思議な感覚ですね。

Wellerのソロ・ライブを最後に見たのは、確か1993年の東京(五反田)公演。
アルバムは途中で挫折してしまったので、最近は20年の時を経て、その後の彼の歩みを
辿ってみようかな、と思っています。
[PR]

by semi_san | 2014-06-18 22:14 | お気に入り♪♪
2014年 06月 16日
Jazz本と言えば...
 聴き始めの頃はSJ(スイング・ジャーナル)誌を毎月のように買い、ほとんど見聞きしたことのない
アーティスト紹介やらアルバムレビューを見て、それとなく情報が蓄積されていった訳ですが、同時に
オーディオやらアナログ廃盤への道?も開かれたのは既述の通り。(汗)

’90年代初めはSJ誌の別刊物で、『幻の名盤』やら『モダン・ジャズ名盤○○選』、『ハード・バップ名盤
云々...』等々、沢山出ていましたので、その度にせっせと買いまくり、それを基に次々とCDを買っていた
のもこの頃。やがてJAZZ評論家なるものの存在を知り、その著書にも目が向きます。

一番読んだのはやはり寺島靖国氏でしょうか。
最初はJazz喫茶の小難しい店主というイメージでしたが、その著書は純粋なジャズファンの視点に
徹しており、紹介されていたアルバムを多く手にすることになります。
その後CS-PCM放送(衛星ラジオ放送)で番組を持ったことから、生のJazz談義に耳を傾ける機会
にも恵まれました。(相方は既に故人となった、文芸編集者の安原顕氏でした。)

その他印象に残っているものは、ブルー・ノートに関して最初に読んだ『ブルー・ノート再入門』。
評論家やJazz喫茶店主等々、様々な人が寄稿していますが、ブルー・ノートというレーベルの理解
以上に、寄稿者のJazzに対する想いやら、アルバムの紹介が楽しめる一冊です。

あとは今やノーベル賞候補にまでなった世界の?村上春樹氏のJazzに関する訳本。
氏が小説家になる前はJazz喫茶の店主?をしていたとは有名な話。
『風の歌を聴け』を大学生の頃、姉に薦められて確か『群像』で読んでから、欠かさず新刊は読んで
いましたが、『ねじまき鳥・・・』あたりからどうにも村上ワールドに食傷気味となり、やがて氏のJazz
関連本ばかりに期待...。新刊は全く読まなくなってしまいました。(笑)
b0109942_22421760.jpg

その他女性エッセイストの本だとか、あれこれ読み漁りましたが、結局こういった本にも数に限りがある
ので(^^;)、やがてはあまり手にしなくなりました。(ネットの普及もありますね。)
改めて今見かえしてみると、自分にとっては何と言うか、辞典(笑)みたいな存在でしょうか。
[PR]

by semi_san | 2014-06-16 22:45 | お気に入り♪♪
2014年 06月 09日
JAZZ聴き始め~アナログ廃盤店へ
 JAZZを聴いてみよう、と思い始めたきっかけは、多分1980年代後半、TVなどの影響からだったと
思いますが、当時印象に残っていたのは、村上龍氏と岡部まりさんがパーソナリティを努めていた
『Ryu's Bar 気ままにいい夜』という番組があって、そのオープニングにBud Powell の著名曲
『Cleopatra’s Dream』(クレオパトラの夢)が流れていた事です。
演奏は確か山本剛トリオ、でしたが、その哀愁漂うメロディに惹かれたことはよく覚えています。

また同じ頃、サントリーのウィスキーのCMで、Ron Carterの『The Man with the Bass』という曲が
とても渋くて、すっかり気に入っていました。
そして友人の薦めかは忘れましたが、Manhattan Jazz Quintetの『Plays Blue Note』(King)か、
『Autumn Leaves』(同)というCDを買って聴き始めたのが最初だったような。

ただ、モダンジャズと言われる世界には全くの無知でしたから、その後SJ(スイング・ジャーナル)誌で
昔のアルバムの情報などを入手しながら、少しづつCDを買って聴いていたと思います。
そしてオーディオショップでモダンジャズ命(笑)のような(当時の自分から見ると)おじさん達との出会いが、
JAZZアナログ廃盤というものの存在と、オーディオとの更に深い関わりに自分を引きずり込んで行きます。(^^;)

最初はCDで...と思っていたはずが、ショップのシステム(McIntoshやMarantzの真空管アンプと
古いJBLのスピーカー)で当時のレコードを聴くと、これが独特の雰囲気。
何とも古臭い音、というのが第一印象でしたが、ショップに通ううち、また色んな薀蓄(笑)を常連客に
聞かされる(吹き込まれる?)うちに、その魅力に徐々に目覚めて行ったような気がします。

廃盤店を巡るようになるのはそれから暫くしてからですが、今や多くの店が廃業になったと聞いています。
残っているのは、大手のDisc Union や渋谷のJAROくらい?、あとは分かりません。

・Disc Union (新宿店、御茶ノ水店、他)
・JARO (渋谷)
・Collectors (西新宿?)
・ヴィンテージ・マイン (新大久保)
・アディロン・ダック (神保町)
・トニイ・レコード (神保町)
・Dee Bee's (横浜・日出町)
・TOPS (川崎)
などなど...。出張ついでに福岡や名古屋の店を訪ねたりもしました。
b0109942_229769.jpg

店主の面影も今やおぼろげですが、実は今、自分が単身住んでいる街にも知られざる廃盤店があります。
既に10年以上前、上記の常連客から教えてもらって何枚かのアルバムを購入した訳ですが、まさかこの
齢になって自分が同じ街に来ることになろうとは...。(いずれ機会があれば紹介します。)

これも何かの縁でしょうか、でも危ない橋は今となってはなかなか渡れそうもありません...。(苦笑)
[PR]

by semi_san | 2014-06-09 22:10 | お気に入り♪♪
2014年 06月 08日
Jazz Audio との出会い
 昨日は久しぶりに地元(N市)のオーディオショップへ…。
このお店との付き合いもかれこれ20年近くになります。

思えばJAZZを聴き始めた頃、一度オーディオショップなるものに行ってみようと思い、SW誌(現在
休刊中)の広告を見て訪れたのがこのお店。
当時はCDチェーン店にオーディオコーナーがあった時代で、普段はCDを購入がてら、そちらに
立ち寄ることがほとんどでした。

お店に入ると地場の古いお店という雰囲気で、まず驚いたのが見たこともないような中古品が沢山
置いてあった事。そしてよく見てみると新品の値札が付いた商品がほとんど無い事。(笑)
このお店にはその後、色々とお世話になろうとは当時は思いもよりませんでしたが、店主に来店の
理由を告げると、2、3の気になる機器をその場で試聴させてくれました。

しかしやはり普通のお店と雰囲気が違い、新しい商品の話もあまり進まずにその日はそのまま帰宅。
結局都内のショップや通販で当時の新品を購入。
ところが暫く使ってみても、どうにも聴き疲れする音で音楽が楽しめない...。
そんな思いを持って再びこのお店を訪ねた頃から、Jazz Audioに目覚めることになります。

その後、幾多の変遷があり、10年以上前、少し古いMcIntosh(マッキントッシュ/AppleのPC
ではありません。念のため。)のプリ・アンプとパワー・アンプを中心にしたセットに落ち着きました。

当時の常連客と話をすると、機器をとっかえひっかえしているような人は稀で、皆、価格差はあるにせよ、
自分が音楽を楽しめる機器を既に(店主と共に)見つけて所有していました。高額な最新の機器の話を
するような人はおらず、もっぱらレコード(音楽・演奏)の話が中心。
(JAZZを聴く方の場合、ほとんどがモダン・ジャズと言われる’50~’60年代の話でしたが...。笑)

自分は若かった?せいか、リアルタイムのJAZZシーンにも興味があり、CDでモダン、現代ジャズの双方
を聴いており、やがてこのお店でアナログプレーヤーを入手すると、レコードの入手に都内に足繁く通うこと
になります。
b0109942_881268.jpg

最近は音楽の聴き方も変わり、機器もMP3プレーヤー、携帯端末、PCオーディオから超高額品まで
様々で、音源もハイレゾ音源といった圧倒的な情報量を誇るデジタル音源が登場しています。
自分もネットワークプレーヤーを通してその一端には接していますが、確かに今までのソースでは聞こえ
なかった音が聞こえる、その情報量から来る音場感とリアリティには驚かされます。

ただ、結局のところ自分の好きな音楽を自分の好きな音で聴く、という趣味としての本質から考えると、
(新し物の)単に技術の恩恵に浴しているだけ、という見方も出来ます。
自分にとって、やはりJAZZ Analog の世界をそれ相応の機器で聴いた時の芳醇な世界は全くの別物で、
多くの同じ趣味を持つ人にとって、それは一つの癒しの世界であり、その熱かった時代への憧憬でもある
ような気がします。

さて、久しぶりに訪ねたお店では耳寄りな情報もありました。
果たして最後のご縁がありますかどうか...。
[PR]

by semi_san | 2014-06-08 15:13 | お気に入り♪♪
2014年 06月 06日
Keith Jarrett Trio
 最近はJAZZを聴くことも少なくなり、新譜CDやオリジナル・アナログ盤にもとんとご無沙汰ですが、
折に触れ、引っ張り出して聴くのはやはりKeith Jarrett TrioのCD。

思えば20代前半、興味本位で『Standards vol.2』を買ってみたものの、全く訳が分からず
聴かないCDの一角に整理されていましたが、30代になり改めて聴き始めるきっかけになったのが
『At The Blue Note, The Complete Recordings』(ECM)の6枚組。
b0109942_22173927.jpg

その後はStandards Trioの初期の作品から聴き直すことになりましたが、やはりこのブルーノート
(NY)での演奏がその距離感と緊張感から一番のお気に入り。
何よりホールではなく、ライブハウスということが一番の要素でしょう。
これ以外にトリオ演奏でのライブハウス録音は唯一『At The Deer Head Inn』(ECM)があり、
こちらはDrumsがPaul Motianということで、別の意味でリラックスした雰囲気が楽しめます。

ところで最近は都内にJAZZ輸入盤CDを漁りに行く機会もほとんど無くなってしまいましたが、
何よりここ10年ほどの音楽視聴環境の変化が大きいですね。
MP3プレーヤーと携帯端末の普及による手軽な音楽配信の台頭がその理由でしょうか。

ただ、自分は70~80年代のアナログ世代ではあるので、やはり音楽は空気を通して聴く、
気になるアーティストはアルバムを通して聴く、というスタイルには拘りたいです。(笑)
[PR]

by semi_san | 2014-06-06 22:22 | お気に入り♪♪
2014年 06月 01日
今時のデジピ
 久々の楽器購入を考えてそろそろ一年。(笑)
ほぼマトモに弾けなくなっているのは間違いないのだが、やはり当時とは比べ物にならない程、進化した
音源や機能、そして鍵盤を今更ながら試してみたくなっている。

価格は当時購入したモデル(YAMAHA PF-80)と大して変わらないのだが、サンプリング音源から
モデリング音源へ、ピアノ以外の音源の豊富さ、レイヤー、スプリットは当たり前、エフェクトの多さ、EQ、
アコピのキータッチに近づける設定やらMIDIキーボードとしての機能など盛り沢山。

当時はFM音源を積んだ鍵盤、だけだった訳で、どうにもならなかったアコピの音が、80年代後半にサンプ
リング化され、各社からモジュールとして登場し、自分もメーカーは忘れたけど小ぶりのMIDI音源を買って、
弾けそうなクラシックの小曲を練習していたっけ。
(当時はバンドの真似事もやっていて、友人の影響も大きかった。)

今や、ヤマハ、カワイは自社の、ローランド、コルグ、KURZWEIL(懐かしい)、カシオ?はスタインウェイ
のサンプリングと言った具合に、各社沢山のモデルを販売。いい時代になったものです。

自分の場合はやはりステージピアノというか、可搬性のある筐体のピアノがいいので、動画サイトで聞くと
KURZWEILの音源が一番それらしい・・・と感じたのだが、代理店が一社のみの輸入物ではアフターの
問題もあるし、何より実物が都下の1、2店舗(銀座の山野楽器とか)にしか置いていないではリスクが
高すぎて踏み切れそうもなし。ただ、日本のメーカーの音源と比べ、ピアノ以外の音色も明らかに少々
派手目ながら自分には魅力的。

結局オルガン曲(バッハ)も弾きたいので、そうなると軽めのキータッチのYAMAHA CP-4 STAGEあたり
が無難な選択かな。20年以上前に買ったエクスプレッションペダルも実家に置いてあって使えそうだし。

他社ではローランドRD-800は明らかにスタインウェイのサンプリングと分かるけど、どこか日本臭い(笑)と
いうかあのキラキラした音色に今一つヌケがない、という感じであまり好きになれず。
カワイの新作MP-7はキータッチが評判通りマトモそうなので(木製鍵盤のMP-11程ではないにせよ)期待
できるけど、動画サイトで聞くとカワイのグランドの音は細身で、何と言うかあまりリッチな感じがしない。
音源そのものが弱いというようなコメントをどこかで見かけたけど、他の音色もやや地味で印象が薄い。

どれにするにしても1980年代とは月とスッポン程の差もある機材となるのでいささか楽しみではあります。♪

そう言えば同じ機材ネタ、ということではNikonから新型の長玉、VR400mm F2.8が発売されるそうな。
身近な人にはそれらしく話をしていたけど、心境の変化もあって今の自分には既に無用の長物かな。
[PR]

by semi_san | 2014-06-01 22:25 | お気に入り♪♪